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4月12日(土) ~

5月4日(日)

栗木義夫 個展「Standing forest」

Gallery_crossing 栗木義夫 個展「Standing forest」

当ギャラリーではこれまで、1980年代生まれ以降の若手作家を中心に紹介することに注力してきましたが、今、改めて 紹介したい彫刻家・栗木義夫の作品があります。
栗木義夫は1950年愛知県瀬戸市の陶芸家の家系に生を受け、日本大学で具象彫刻家・柳原義達のもと彫刻に対する考え方と表現について学びます。
時代背景として、もの派や具体美術の影響を受けながらも自身の表現と向き合い続け、鉄と陶を組み合わせた抽象彫刻作品を先駆的に制作。
75歳を迎える今日まで、陶による立体、ドローイング、ペインティングなどを手がけ、その活動の全てを通して、日々の制作と生活の中にある発見や驚き、喜びという、世界の手触りを現そうとしています。
栗木の眼差しはいつも新しい答えを求め、ひとつの形式にとどまりません。
素材と向き合い、その扱い方を日々思考し、自身の眼差しを更新し続けるように「手で考える」その制作態度からは、造形を通じてこの世界の本質に、自らの手で触れようと手を伸ばすことの根源的欲求が見てとれます。
今展「Standing forest」では、”内と外”への思考を深め、作品のほとんどを近・新作で構成しています。
2023年ごろから取り組む木炭によるデッサンをはじめ、見えない内部に絵付けが施され、内と外の世界を持つ立体へと展開を見せる彫刻作品、オイルペインティング、日々描かれる手のひらサイズの《small picture》など、幅広い表現を通じて、栗木義夫の手の中のかたち、その豊かな手触りをご高覧ください。
—GALLERY crossing 黒元実紗

栗木義夫|Yoshio KURIKI
1950年 愛知県瀬戸市生まれ。陶芸家の家系に生まれ、日本大学芸術学部美術科では柳原義達に師事。
79年 新制作協会「新制作展」に初出品。81年 愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻を修了。
主に鉄と陶を用い、曖昧な記憶のようなものを視覚化する彫刻を制作。
名古屋芸術大学特別客員教授。国内外で広く作品を発表している。
近年の発表に、2024年 個展「Day by day works」DiEGO表参道/TAKU SOMETANI GALLERY(東京)、「XiaoJing International Art&Craft Festival」(蘇州)、個展 「crafting work」Miaki Gallery(東京)、2023年 個展 SUOMEI M50 Gallery(上海)、 個展「CULTIVATION̶ 耕す彫刻」清須市はるひ美術館(愛知)、 「2022年度第3期コレクション展」愛知県美術館(愛知)、GALERIE MARKT BRUCKMÜHL(ドイツ)、2022年 「瀬戸現代美術展2022」菱野団地(愛知)などがある。
日 時2025年4月12日(土)〜5月4日(日)13:00〜17:00
※4/12(土)、13(日)、14(月)は 11:00より開廊
※定休日 水・木曜日
※作家在廊日 4/12(土)
場 所GALLERY crossing 岐阜県美濃加茂市太田本町2-3-22
参加費入場無料
H Phttp://gallerycrossing.com
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備 考※詳しくはこちらをご覧ください。

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