7月16日(土) ~
8月5日(金)
林志保「Biomorphic」
GALLERY crossingは7月より新たな場所に移転し、オープニングエキシビジョンとして林志保の個展「Biomorphic(バイオモーフィック)」を開催いたします。本展は、昨年開催した同タイトルの個展の続編として、作家が新たに取り組む「壺」を主題とした最新作と、近年制作する立体作品の新・近作を交えた構成で展示いたします。
林志保は、自然物の造形をインスピレーションに、 曲面の揺らぎとそれらの増幅をモチーフとした立体を制作しています。釉薬を使わずに炭化焼成によって表現される深い黒の表情や、独特の質感を持つ美しい白の釉薬、これらが生み出すモノトーンの視覚的効果は作家が取組むテーマに奥行きを与え、作品の有機的なフォルムと質感は見る人にある種の身体的親近感を呼び起こします。近年、実用器から距離をとるように制作を続けてきた彼女が新たに取り組む「壺」という主題では、内側に何かをはらむようにムーブメントを与えられた壺が不思議な生命力を宿し、壺というプリミティブで普遍的な存在の持つ抗えない魅力と相まって鑑賞者を誘うでしょう。
林志保が作る世界観の新たな展開をご高覧ください。
GALLERY crossing 黒元 実紗
日 時:2022年7月16日(土)~8月5日(金)
11:30~18:00
※休廊日
7/21(木)・7/27(水)
7/28(木)・8/2(火)
場 所:Gallery crossing
岐阜県美濃加茂市太田本町2-3-22
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