12月14日(土) ~
12月22日(日)
矢野直人・長戸裕夢 二人展
矢野直人さんは佐賀県の唐津にて、古唐津に憧れ、材料や焼成方法などを研究し制作しています。
砂岩を採取し土作りをし、ロクロでひいたその形は限りなくナチュラルなのに、矢野さんらしい端正さとふくよかさが表れています。
唐津のホープと目されて久しいのですが、常に志高く制作する姿に憧れる後輩陶芸家も多いのではないでしょうか。
長戸裕夢さんは愛媛県の砥部焼の地にて、自ら地元の石を砕き土作りをして、制作しています。
一般的な砥部焼とは全く違う、侘びた雰囲気の器はとても風情あります。
愛媛、北川毛古窯の研究を進める中で、そのルーツ、朝鮮のやきものの気配を感じる作品も。
最近薪窯を築き、今回はその窯で焼成した青瓷を中心に出品される予定です。
お二人の作品は、お正月にも是非お使いいただきたいと思います。