9月21日(土) ~
9月29日(日)
原朋子・山田マコ 二人展
原朋子さんは、大人可愛い染付の絵付が魅力的。
濃い目の呉須で描かれる、デザイン化されたイキモノや植物たちがなんとも愛らしくて惹きつけられてしまいます。
学生時代はリアルな草花の描写、瀬戸染付を勉強したとのことで、其処此処にその底力が見えます。
ちょっと厚めの生地と絵付とのバランスも良く、日々使いたくなることと思います。
山田マコさんは、漆塗を学んだ後に、地元の山中塗の地にて挽物の勉強をしました。
山中漆器では初の女性木地師さんだそうです。
職人さんとして歩み始めましたが、現在は木地のロクロ挽から漆塗などの仕上げまでを一人で手掛けて作品を制作しています。
ロクロ挽の制作方法で作った愛らしい小皿や、山中塗の伝統技法である加飾挽という独特の模様入りの茶筒など、是非ご覧いただきたいと思います。