11月22日(水) ~
12月3日(日)
「辺」倉本優一 ユカワアツコ 二人展
画家のユカワアツコさんと写真家の倉本優一さんによる二人展「辺」を開催します。
倉本優一さんという写真家を知ったのは、インスタグラムでした。
ひと目みて、野鳥観察しに海辺や水辺、また山の辺り(ほとり)に一人立って生き物の気配を探してる気持ちが立ち上がったのを覚えています。
この人と私は、景色を見る視点が同じだな、と(会ったことないのに図々しくも)感じました。
程なく、それぞれがお互いの展示を見に行って知り合いになり、視点の近さに確信を得ました。
一度二人で展示してみたい、という希望が今回現実になる…とてもうれしいです。
場所は西荻窪のFALL。ここにしかない世界ごちゃまぜの魅力を借りて、多分面白い展示になると思います。
皆さまのお越しをお待ちしています!
—ユカワアツコ インスタグラムより転載
題名である「辺」は「ほとり」とも「へ」とも読むことができます。
これは海辺や水辺、身辺など、ある地点を中心とした周囲のことを意味します。
その中心点はこの世に存在する万物ですから、どこに主語を置くかによって辺は交わり、また離れていきます。
辺とは本質からやや離れた領域ですが、辺を知ることによって本質に近づくことができます。
つまり野生動物を知るには、その個体や種だけではなく、野生動物が棲息する環境と関わる種々の生物たちのことも知る必要があります。
あらゆるものが互いに影響し合い続けるこの宇宙において、辺に興味関心を向けずして本質に至ることは難しいと言えるでしょう。
本展は自然への強い関心をきっかけに、かねてから親交のある鳥画家・ユカワアツコと写真家・倉本優一による初めての二人展です。
異なる表現方法を用いますが、共通の視点でもって自然を観ている二人の作品が相互に作用し、野生で生きる鳥たちの風景を描き出します。
—倉本優一 インスタグラムより転載
2019年のユカワアツコさんの個展「鳥待ち暦」のようすはこちら。
- 倉本優一 Yuichi Kuramoto - instagram 1988年1月生。千葉県佐倉市および神奈川県を拠点に活動。海辺、水辺、森林を撮る。
- ユカワアツコ Atsuko Yukawa - X 宮崎県生まれ。2009年、鳥の小物などを制作、販売する「トリル」をはじめる。 梨木香歩『冬虫夏草』ほか、装丁画も手がける。 バンド「てぬぐい」のアコーディオン奏者としても活躍し、10年に『ki ki na shi』(FALL)を、16年にEPレコード『わらえないうそ わらっちゃうほんとう』(Sweet Dreams Press)をリリース。
日 時 | 2023年11月22日(水)~12月3日(日)13:00~19:00 ※定休日 月・火曜日 |
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場 所 | FALL 東京都杉並区西荻北3-13-15 |
H P | http://fall-gallery.com |
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備 考 | ※詳しくはこちらをご覧ください。 |