11月11日(土) ~
11月18日(土)
剱持耕平 陶のミニアチュール展
子供の頃、不思議に思っていたことや小さな空想…、
月はなぜ追いかけてくるのだろう、海と繋がっているかた空は青いのかな、
鏡の向こう側はこちら側と違う世界だったりして、雨上がりの水溜まりにお魚いるのかな、
ペンギンはなぜ飛べないの、湖に恐竜はいるのかな。
大人になってもたまに思い出す、小さな少年のノスタルジーを作品に表現します。
—剱持耕平
猫のバーテンと鹿、熊、蛙のお客様、の十二支から外れた者達で構成された「Bar干支 cetera」、
中央部分が回転し、異なる3種類のシーンが登場する「アクアリウム」など、わずか6cm立方の小さな世界に、細かなディテールや動く仕掛けと、さまざまな楽しい驚きのあるオブジェ、可動式のアイテムも金属など他の素材は、一切使わず、すべて陶で制作している、という驚くべき制作方法です。
空想的なアクセントをプラスしたり、日常のさりげない風景をオブジェとして象ったりと、“小さな作品が大きな物語へと誘(いざな)う”作品を制作しています。
今回は、前回のブランコの仕組みを応用して、シーソーやてこの原理を組み込んだ作品などをご紹介します。
是非ご高覧ください。