4月22日(土) ~
4月30日(日)
小林克久 OVALBOX展 2023
岡山県で制作をされている木工家 小林克久さん。
2013年から始まり、今年で7回目となる個展を開催いたします。
小林さんが作るオーバルボックスは、薄い木材を折り曲げて作られる木製のボックスです。
そのルーツは、イギリスからアメリカへ渡ったプロテンスタントのシェーカー教団へと遡ります。
彼らは共同体を作り、自給自足の生活を送りました。
そして質素で規則正しい暮らしの中から、数多くの道具を生み出しました。
無駄を嫌った彼らのデザイン哲学は「有用であり、必要であるならば美しく作る」ということです。
そして、作る人の技術の差が、モノのクオリティではなく、モノの個性として現れるような意匠を生みました。
制作者が同じ基準を持って作れるようにデザインしたというわけです。
そうして生み出された道具の1つに、オーバル型をした木製ボックスがありました。
大小様々なサイズのボックスは、生活に必要な細々としたものを整理することができ、それらを積み重ねて収納することができ、移動が必要な時にはボックスごと持ち運ぶこともできます。
そして、使わない時には入れ子にしてしまっておけるので場所も取らないというわけです。
シェーカー教徒たちの合理的で無駄のない徹底した暮らしから生まれた道具だからこそ、その有用性は現代の私たちにとっても有用であり、その意匠が色褪せることなく私たちの目にも映っているのだと思います。
日 時 | 2023年4月22日(土)~4月30日(日)12:00 ~18:00(最終日 〜17:00) ※休み 火・水・木曜日 |
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場 所 | poooL 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 潤マンション105 |
H P | https://poool.jp/ |
S N S | |
備 考 | ※ 一部の作品は 4月25日(火)からonline shopでもお買い求めいただけます。 ※詳しくはこちらをご覧ください。 |