平野寅和展 ふたたび

昨年2月に、平野寅和さんを偲ぶ展示会を開かせていただきました。
以前から平野さんの器を愛用してくださっている方も多くご来店いただいたのですが、
初めてという方もたくさんいらしてくださりとても嬉しく思いました。

まだ作品がお手元にあるとご家族の方に聞いたのでお伺いしたところ、
もう一度展示会を開けるぐらいのたくさんの素敵な器が出番を待っていました。
そこで急遽4月1日から、ふたたびということで平野寅和さんの作品を宙にずらりと並べさせていただきます。

平野寅和さんは、ご自分で土を掘って採取し、土づくりをすることを、成形や焼成などの工程よりも何よりも楽しんでいました。
そして電気窯にて、釉薬を塗って焼いて、とご自分が納得するまで繰り返して焼成されていました。
そのような過程を経て、深みのある素敵な色合いの器が出来上がったのです。

飯碗と小鉢祭り、といった様相になりそうです。
ふくよかな土味の飯碗や小鉢の種類がたくさんありますので、お探しの方は是非。
平野さんの器は、京都のお料理屋さんでも多く使われています。
使いやすい絶妙なサイズ感が素晴らしいのでご家庭でも是非。
お皿類ももちろん並びます。