12月2日(金) ~
12月10日(土)
深堀知子展「物語の標本」
思いもよらない形や物の組み合わせや、 現実ではあり得ない風景を 思いついた時のワクワクするような楽しい気持ちを そのまま形にできたらいいなと思って制作しています。 ---深堀知子
まるで童話の世界から飛び出てきたような不思議な作品達、音が流れてくる気配や快い詩心は、イマジネーションを大きく広げていく…。
カップの持ち手が同じくらい大きな動物になっていたり、カップの絵柄の一部から伸びた立体的なモティーフになっていたり、馬の体の後方が馬車に なっていたり、トナカイの背中に動く観覧車がついていたり、などと、細かい細工がなされ、時には仕掛けもあったりします。
黒釉をベースに様々な色釉を用い、透かしや彫りなども駆使し、詩趣に富んだ景色を作り出しています。
また、角度によって異なる絵や形が表れ、いくつもの発見に驚かされます。
今回は、新しい取手のカップや花瓶などをご紹介する予定です。
是非ご覧ください。