江Jowen・Aya「アオとミドリ。」

アオと、ミドリ。
惹きつけられるのは、そのどちらでもない、青と緑の間に揺らぐ色たち。
ターコイズカラーを始め、青の静けさと緑の瑞々しさを併せ持つこれらの色は、何とも曖昧で、時には神秘ささえ持つ、引き込まれる世界。
本展で表現するのは、私たちが生きる中で経験する、形のない、曖昧な時間、空間、感情、記憶…。イラストと写真、二つの異なる視点から描かれた「曖昧さ」とその魅力を、ぜひ感じていただければ幸いです。

江Jowen（ジョウェン）
子どもの頃、青と緑の曖昧な境目にある青緑が、少し苦手でした。青にも緑にもなりきれない、どっちつかずの存在。
それでも、なぜか惹かれて、無意識に目で追ってしまう色でした。
大人になり、いつの間にかこの色が大好きになっている自分に気づきました。服や持ち物も、自然と青緑が増えていました。
それはきっと、人生における曖昧な時間や感情も、少しずつ受け入れられるようになったからかもしれません。人の心の変化は面白い。そして、その曖昧さの中にこそ、美しさがあるのだと、今は感じています。
—— 台北出身、大阪在住。
仕事の合間にイラストと絵本制作をしています。
日常と旅で触れ、感じたものを表現し、人生を記録しています。
#INTP #都会っ子 #旅が好き #猫が好き #韓国沼

Aya
光と影のあわいにある揺らぎを写しとる。
温度や風、香りがそっと日常の空気を紡ぎ出す。
見慣れた景色に潜む、ふとしたズレに心惹かれる。
写真は時間をとどめ、新しい記憶の層を重ねる。
その光が誰かの感覚にふれ、静かな余韻を残せたら。
—— 大阪府出身。
色彩や光の微かな揺らぎを通じて、日々の深みを探求。フォトコンテストでの受賞経験あり。
関西を拠点に活動。
#B型さん #自然 #食べることがすき #香りがすき