9月13日(土) ~
9月19日(金)
榊麻美植物研究所展
植物とともに暮らし、四季折々の姿から受け取ったものをうつわの中に落とし込み、そのうつくしさや植物と人とのよりよい向き合い方を日々考え伝える。
榊麻美植物研究所は、盆栽や鉢、草木や石を用いたお守りなど、日々の暮らしの中で、自然の姿やその営みに耳を澄ませながら、植物に纏わるさまざまなことを形にしています。
今回の展示では、みずみずしい植物の盆栽と、草木の根をやさしく受けとめる手びねりのうつわが並びます。
すべてのうつわは、土器や古物、石などの自然物から着想を得た形をもとに、ひとつひとつ手でつくられたもの。
「この植物をこう植えたら…」と想像しながら生まれたうつわと植物は、まるで時間をともに重ねてきたかのような景色をつくり出します。
日々をともにする動物のように、植物とも“対話”を重ねながら暮らしているという榊さん。
その分け隔てないまなざしは、作品のひとつひとつにそっと息づいています。
自然豊かな長野・諏訪から京都・一乗寺へ、今回がはじめてのご紹介。
季節の移ろいをまとった植物の姿と、その命を包み込むかたち。どれも一点ものの作品が集います。
会期中は榊さんによる在廊も。
はじめての方にも、すでに植物と暮らしている方にも。育て方やうつわのことなども直接お話しいただけます。
盆栽や草木のある暮らしへの入り口として、どうぞ気軽にご来場をお待ちしております。
自然の生命息づく特別な一週間をどうぞお愉しみください。
榊麻美植物研究所 - instagram 2013年より塩津丈洋氏のもとで修行後 2015年に独立し東京にて 榊麻美植物研究所の屋号で活動を開始 2020年より拠点を長野県に移す。 四季折々の植物の姿を観察し学んだことを うつわの中に落とし込み そのうつくしさや植物と人とのよりよい 向き合い方を日々考え伝えています。 盆栽の他、植物に纏わる様々なことを形にしています。