7月17日(木) ~
9月23日(火)
いきて いる -コーダ・ヨーコとアドが描く生きものたち-
「生きものと人間とのあいだに、より良い関係を築きたい」
私たち人間も「いきて いる」生きものの一員です。
不知火美術館では、「生きもの」をテーマに熊本を拠点に活動する作家コーダ・ヨーコ、アドが描く多様な生きものたちの展覧会を開催します。
作品のモチーフとして描くことにとどまらず、生きものたちを取り巻く状況について日々考え、真摯に向き合ってきたコーダ・ヨーコとアド。
本展では、そんな2人の作家が、生きものをめぐる5つのテーマについて、それぞれ異なる視点から「問い」を表現した作品を展示します。
2人が表現する「問い」は、ひとつの答えを導くものではありません。
しかし、「生きものと人間とのあいだに、より良い関係を築きたい」という思いは、年齢・性別・人種問わず、多くの人に共通するものではないでしょうか。
2人の作品を通して、生きものとの関係性や付き合い方、そして未来について、私たち人間も「いきて いる」生きものの一員として考え、感じる機会となれば幸いです。
コーダ・ヨーコ 1970年熊本市生まれ。1匹の迷子犬との出会いをきっかけに、熊本市動物愛護センターと関わるようになり、これまでに様々な啓発活動用広報物のデザイン・イラストを手掛けてきた。本展では、熊本市動植物園のどうぶつ案内板(解説パネル)の原画作品の他に、エキゾチックペットの問題や、絶滅危惧種を描いた作品、江津湖を舞台にしたものがたりを新たに発表する。
アド(渡辺真希子) 1982年石川県生まれ。野生動物保全に携わりたいという思いから2003年にケニアへ訪問滞在し、帰国後、制作活動を開始。動物を主なテーマとして、これまで数多くの作品を制作する。本展では、生き物たちのポートレート《いる》シリーズや、ネコをめぐる様々な課題に向き合うことで描き始めた《いえにいるネコ》シリーズを展示する他、「ヒト」をテーマにした新作を展示する。
関連イベント
7月1日(火)よりWEBまたはカウンターにて受付(7月19日は申し込み不要)
*詳細については当館ウェブサイトおよびSNSにて随時お知らせします。
■アーティストによる ギャラリーおさんぽトーク
日 時:2025年7月19日(土)14:00~15:00
話し手:コーダ・ヨーコ&アド
会 場:展示室
料 金:無料(要展覧会チケット)
受 付:申し込み不要、当日参加
■熊本市動植物園 園長による「どうぶつえん わくわく うらばなし」
日 時:2025年7月20日(日)14:00~15:30
講 師:熊本市動植物園 園長 松本充史氏
会 場:ブック&カフェエリア
定 員:20名
対 象:どなたでも
料 金:無料(要展覧会チケット)
■動物について楽しく学ぶ「みんな いのちの なかま」
日 時:7月27日(日)13:30~14:30
講 師:熊本県動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」藤田和成氏
会 場:ブック&カフェエリア
定 員:20名
対 象:小学生
料 金:無料
【アーティスト ワークショップ】
■カモシカを描こう!
日 時:2025年8月3日(日)14:00~15:30
講 師:コーダ・ヨーコ
会 場:アトリエ(大)
定 員:12名
対 象:どなたでも(未就学児は保護者同伴)
料 金:無料(要展覧会チケット)
■いきものモビールづくり
日 時:8月24日(日)14:00~15:30
講 師:アド
会 場:アトリエ(大)
定 員:10名
対 象:どなたでも(未就学児は保護者同伴)
料 金:無料(要展覧会チケット)
日 時 | 2025年7月17日(木)~9月23日(火・祝)9:00~18:00(土曜日 ~21:00) ※会期中無休 |
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場 所 | 不知火美術館 熊本県宇城市不知火町高良2352 |
H P | https://www.museum-library-uki.jp/ |
S N S | |
備 考 | 観覧料:一般 300円|高大生 200円|中学生以下 無料 ※20名以上の団体割引あり、ほか各種減免制度あり ※チケットご提示で会期中、何度でも入場可能 主催:宇城市不知火美術館(指定管理者 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社) 協力:熊本県動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」、熊本県博物館ネットワークセンター、熊本市動植物園 |