6月28日(土) ~
6月30日(月)
新古写真館 フィルムで残す光の深度
6月28日(土)よりコホロ淀屋橋にて写真家 辻本しんこさんによる「新古写真館 フィルムで残す光の深度」が始まります。
KOHOROでは初めての開催です。
辻本さんに、中盤のフィルムカメラでモノクロフィルムを使用し撮影していただきます。
フィルムは暗室技師である勢井正一さんの手仕事により現像、プリントされます。
モノクロフィルム専門の暗室「スタジオファイブ」を訪ねた様子はこちら
– 暗室技師 勢井正一さんを訪ねて –
暗室技師をされている方は、関西では勢井正一さんたったお一人。
フィルムは製品の製造中止になったり、価格高騰などの影響も大きいそうですが、辻本さんはその技術を残したいという想いからフィルムを撮り続けていらっしゃいます。
デジタルではすぐに現像できますが、フィルムは一枚一枚と向き合う時間も長く、ゆっくりと時間をかけるからこそ生まれる表情や味わい、魅力があります。
撮影される方の一番美しいと思う表情や角度を探しスポットライトを当てるように、人物像が浮かび上がるよう撮影されます。
全て手作業で焼き付けられた写真の黒の深さ、白の美しさは特殊な撮影と現像方法ならではのコントラストの高い一枚の作品のような仕上がりに。
速度の早い時代に昔から変わらない手法でゆっくりと手間をかけて残す写真は、未来に宛てた手紙のようです。
辻本さんが作るあたたかな空気感が、ほっとして緊張が解れ、自然な表情を引き出してくれたり、新たな自分の表情を知るきっかけにもなるように感じます。
お一人やパートナーと、ご家族や大切にしているペットと時間を共有しながらコホロで撮影したこと、その時の記憶を思い出し、思いを馳せたり、みなさまの心に残る一枚になると嬉しいです。
辻本しんこ shinko tsujimoto 写真家 大阪・滋賀在住 十代後半より映画制作や CM 撮影やイベント運営等に携わる。 その後、本格的にカ メラマンを志し写真事務所でのアシスタントからキャリアをスタートさせる。 2014 年独立後は書籍 、雑誌、 カタログ撮影などを中心に活動している。
【料金】
RC ペーパー(表面に艶があり、扱いやすい)24,500円(税込)
バライタ紙(マットな質感。黒の深みが美しい)27,500円(税込)
(撮影・現像・プリント代込み / 送料着払い)
【オプション】※上記基本料金に追加
オーバル額 18,700円(1~2人撮影時のみ対応)
シンプル額 12,100円
デジタルデータ作成 5,000円
※納品目安:撮影から2か月程度
【サイズ】
六つ切りプリント(縦254mm×203mm)
【ご予約方法】
ご予約のお申込みは、お店、[メール]yodoyabashi@kohoro.jp、[電話]06-6210-1602 にて受け付けしています。
現在の予約状況はこちら
予約方法の詳細はこちらをご覧ください。