11月30日(土) ~
12月8日(日)
小林克久 OVALBOX 2024
小林克久さんが作るオーバルボックスは、一般的なシェイカーボックス(オーバルボックス)よりも厚みがあり、スワロウテイルと呼ばれる止めの部分が力強くて温かみがあるのが特徴です。
オーバルボックスの制作を始めたのは、木工小物を作る際に生じる端材が勿体無いと思ったことがきっかけだそうです。
曲げわっぱなどの日本古来の曲木細工の製法を参考に、独学で制作を始めたと言います。
彼が独自の制作方法に辿り着いたのは、シェイカーボックスを作ろうとしたからではないから。
そんな風に思います。
彼にとってシェイカーボックスは、単なる意匠(デザイン)に過ぎなかったと思うのです。
だから自らの足元に根付く作り方を応用してみようと思いたち、模倣とは異なる独自のものへと辿り着けたのではないでしょうか。
どこか懐かしく、そしてしっくりくるオーバルボックス。 それは和魂洋才のジャパニーズオーバルボックスなのではないかと思います。
今回の展示では、優しい色味が魅力のミルクカラーのハンドル付きのシリーズ、久しぶりに再開したという漆のシリーズなど、多様な作品を楽しんでいただければと思っています。
※シェイカーボックスとは、プロテスタント宗派の一つであるシェイカー教徒たちが作っていたものです。
※ 一部の作品は 12月3日(火)から online shop でもお買い求めいただけます。
日 時 | 2024年11月30日(土)〜12月8日(日)12:00~18:00 ※定休日 月・火・水曜日 |
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場 所 | poooL 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-8-11 ブルーメゾン吉祥寺 1F(re:tailから2分) |
H P | http://thetail.jp/ |
備 考 | ※詳しくはこちらをご覧ください。 |