八木橋 昇・夏草 二人展

信楽で作陶している八木橋昇と夏草、二人展を2年ぶりに開催します。
genzaiの喫茶室では珈琲カップやケーキ皿としておふたりの器を使っているので、目にしてくださっている方も多いはず。
幅広いお客さまから「素敵だなぁ」という声が返ってきます。
長いキャリアを重ねながら螺旋を上昇するように少しずつ変化している八木橋さんの器は、いつ見ても丁寧で妥協のない仕事に感動を覚えます。今回は古灰釉や古呉須灰釉の新作が特に楽しみです。
夏草さんの器は端正な姿をしながら、手に取るとろくろの手跡や揺らぎが感じられ、淡い色合いの釉薬には美しい深みがあります。
食卓または人の手に、自然となじむよう熱心に細やかに研究していることがモノから伝わってくる、そんな師弟のおふたり。
それぞれの手から生まれた器を、是非この機会にご覧ください。