10月29日(水) ~
11月16日(日)
長浜孝広展「レンマの谷」
「レンマ」とは“間”を意味する哲学用語。
「誰のものか」「どちらのものか」などと世界や人生は割り切れず、
幾重にも絡まり合い、それでもって素晴らしいのだと長浜孝広は考える。
彼が育った能登の“滝谷”は、
海と山が交わり、自然と人が交差する“間”の地だ。
道や畑に木々や草がはみ出し、熊や猪などの生きものが人と共存する。
そこは“いつも人生を突きつけて、良質な葛藤をくれる、
めんどくさい故郷”として作家の心に宿る。
本展では、「レンマの谷」をテーマに万年筆のインクで描いた線画をはじめ、
多彩な画材で日々描き留めた日記のような作品も発表する。
本展のために誕生した「レンマくん」も登場し、
観る者の心の内にある“レンマ”をそっと呼び起こす。
長浜孝広 Takahiro Nagahama 1972年 石川県生まれ 1987年 国際居住年切手デザインコンペグランプリ 1995年・1997年 トリックアートコンペ優秀賞 2002年 19回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ 2003年 ガーディアンガーデンにて個展『訳あり動物園』 2008年 ワルシャワ国際ポスタートビエンナーレ入賞 2012年 トヤマ国際ポスタートリエンナーレ入賞 他 広告、キャラクター、オリジナルグッズ、教科書、雑誌、新聞、 絵本などのイラストレーションを手がける。 子どもにも大人にも、日本でも世界でも伝わるイラストレーションを大切にしている。
日 時 | 2025年10月29日(水)~11月16日(日)11:30〜19:30(土・日・祝日 11:00~19:30) ※休廊日 月曜日(祝日の月曜日も休廊いたします) |
---|---|
場 所 | ヨロコビtoギャラリー 東京都杉並区西荻南3-21-7 |
H P | https://yorocobito-g.com/ |
S N S | |
備 考 | ※詳しくはこちらをご覧ください。 |