ご夫婦の個性が光る雑貨店&古道具屋さんには、行くたびに発見がある「ATELIER n°18 TRAVAILジュウハチバン」「古道具あらい」


閑静な田園地帯の中、庭にテーブルや籠、陶器やドアなど、いろんなものが置いてある、シックな黒壁の平屋があった。思わずなんだろう?と目をとめてしまうお店、ここには2つの顔がある。学生のときから、長くつきあっていける雑貨を集めるのが大好きで、それが高じて仕事になってしまったという奥さまが開く生活雑貨店「ジュウハチバン」には、には見るからに使い心地のよさそうな、良質のシンプルな雑貨が並ぶ。同店内、奥の部屋でご主人が開く「古道具あらい」には、和洋中のさまざまな小物から椅子、テーブル、庭にある小屋までが古材を使った売り物だというダイナミックな古道具屋さん。何時間でも居たくなるような楽しい空間だ。

二店舗の真ん中にある、鉄格子のガラス戸で区切られた小部屋は2店舗の共有部分。それぞれで扱う品物を上手に組み合わせて、ゆったりとしたギャラリーのような空間が生まれた。店と店を仕切るガラス戸も、自宅部分と店を区切る鉄の扉も大正時代のもの。これらの道具に合わせてこの家屋を設計をしたそう。


以前は宇都宮で物だけを売っていたけれど、こちらに移ってからは、実際にじぶんたちの空間に古道具を組み込んで、雑貨も生活の風景の一部のようにディスプレイできるので、お客様に対しても生活の中に道具を取り入れる具体的な提案ができるのが嬉しいとのこと。心地よい生活を送れそうな、温かくて落ち着いた雰囲気の生活雑貨と、遊び心に満ちた国内外の古道具。確かに二人の好みが少し違うことはわかるのだけれど、店内はとても調和がとれている。きっと、根底に流れる価値観が同じなのだろうと感じさせられる。ここにくると、そんなご夫婦二人の視点から、生活と密着した雑貨やアンティークのあり方を発見できる。たっぷりと時間のある休日は、宝物を探しにでかけてみては?

写真

ATELIER n°18 TRAVAILジュウハチバン
http://blogs.dion.ne.jp/n18/

古道具屋あらい
http://araidougu.exblog.jp/

〒321-0973 宇都宮市岩曽町898-2
TEL/FAX 028-666-0825
OPEN 11:00-19:00 土曜:13:00-19:00
CLOSE:毎週水曜日


先頭に戻る
My Favorite
  • エコ洗剤
  • 絵本や子供のもの
  • 古材でできた小屋