タイ編 その六

アジアの女性達がバンコクに集合し、行われたシンポジウムが無事に終わりました。ここからは美味しいタイ料理について、ご紹介したいと思います。タイ料理というとパッタイやカオマンガイ、トムヤムクン、パパイヤサラダなど、辛い、酸っぱい、甘い、お味に加えて、パクチーやピーナッツ、マンゴーやココナッツの香辛料がないまぜになった幸せ食卓。滞在中の忘れられない思い出です。

シンポジウムの仲間たちと最後に囲む晩餐。

シンポジウムの間は緊張もしていて、じっくり堪能できなかったお料理も、最後の仲間とのディナーは格別な食卓。タイ料理の美味しさを満喫した私たち。

トムヤムクンは海老などの魚介がたくさん

先ずバンコクのホテルから私と冴さん、香港生まれのアーティストジョイスは一緒に晩御飯を、と歩いて外に。バンコクの下町。昔ながらの屋台に向かいました。

このチープな感じのプラスチック製のテーブルと椅子が、タイの屋台どこにでも見られます。バイクと車が走る脇に屋台がたくさん並んで、座るところが無いほどにぎわっています。汗をかきながら火鍋を囲み、アートの事、本の編集の事、デザイナーとアーティストの違い、日本がアジアの中でも特異なことなどを話しました。

次の日、私と冴さんは チェンマイにいる陽子さんを訪ねて 飛行機に乗って移動。

予約したムーンドラゴンホテルは、各部屋にプールに向けたテラスがあり、リゾート気分が味わえる。

窓際の冴

首都バンコクの北方約720kmに位置するタイ第2の都市チェンマイは、「北方のバラ」とも称される美しい古都。バンコクの喧騒から離れて自然の中でゆっくりと寺院を訪ねたり、少数民族の織物を見たり、タイ料理を楽しんだり、とタイ文化に浸れる町。陽子さんと町を流している乗り合いタクシー、ソンタクに乘って街の中心部まで出かけてみました。

長屋を改装したレストランHONG TAUW INN

タイ在住の陽子さんが日本人のお友達に聞いたという人気レストランHONG  TAUW INNに行ってみました。内部は何と魅力的なインテリア。アンティークの時計や写真や絵、家具が並ぶ空間。お掃除が行き届き、店主の心遣いがそこかしこに垣間見えます。

そして出された食事のプレートはどれも美しく装飾されており、見ほれてしまいます。お味も繊細で嫌味なく身体が喜ぶお料理の数々で値段もリーズナブル。私たちは昼を過ぎていたのですが、ていねいに対応してくださいました。夜は予約が取れないほどの人気店だとか。

タイ・チェンマイの旅は二泊三日。短い間にどのくらいこの街を知る事ができるのだろう。明日は寺院巡りとサンデーマーケットに出かけます。