春菊はβーカロテン豊富で、生でも食べられるアクの少ない野菜です。鍋の具としてよく使われますが、サラダや和えもの、パスタ、餃子に混ぜてもおいしいですね。独特な香りが自律神経に働き、精神を安定させ、胃腸の働きをよくすると言われていますが、香りが苦手な方は炒めたり、天ぷらにするのがおすすめです。
栄養価の高い春菊ですが、ヨーロッパでは食用にされず、観賞用として楽しまれているのには驚きです。
春菊とえのきの重ね煮 ゆず風味
材料(4人分)
春菊 | 1把 |
えのき | 100g |
油揚げ | 1枚 |
醤油 | 大さじ1 |
ゆず(汁) | 大さじ2 |
ゆず(皮 千切り) | 適宜 |
[つくり方]
① 春菊、えのきは3~4㎝長さに切る。
② 油揚げは油抜きをし、縦半分に切り、5㎜幅に切る。
③ 鍋にえのき、春菊、油揚げの順に重ね、醤油大さじ1をまわしかけて蓋をする。
④ 弱火にかけ、食材に火がとおったら、混ぜ合わせ、粗熱がとれたら、ゆず汁、ゆずの皮を加える。
[ポイント]
※ 食材がちょうど入る大きさの鍋を使う。
※ 弱火でじっくり煮る。
※ 野菜から出てきた水分を対流させるため、蓋に穴があいている場合は菜箸などでふさぐ。