

さつえいしたひと
「日常」を「ハレ」に変える長崎の街歩き・溝上 裕二さん(長崎市矢の平在住)
鎖国の時代 唯一海外への玄関口だった長崎。日本各地へ「長崎街道」を使い ヒトやモノが行き来しました。「長崎街道」の入り口に「蛍茶屋」という蛍の名所に佇むの茶屋がありました。さぞ賑やかであったろうこの場所から 後々に影響を与えたあのヒトやこのヒトも旅立ったはず。歩みを進める彼らの脳裏にはどんな未来が見えていたのでしょう。現在は長崎市電の終点となっているこの場所。やはり暮らしに欠かせない交通拠点となっています。今春から 美しい蒼い車両の電車「みなと号」が走り始めました。長崎の町の風景を車窓から切り取って見えるようデザインされています。蒼い電車に乗って 今と昔がリンクする蛍茶屋の地に想いを馳せます。