「セツ・モードセミナー卒」という言葉に憧れを持っていました。雑誌などで見かける好きなイラストレーターのプロフィールに必ずそう書かれている気がしました。
当時アパレル会社に勤めており、ディスプレイや印刷物に素人ながらイラストレーションを描く機会があったので、もう一度絵を学び直したいと思い入学を決めました。休みの日にたまに通う程度でなかなか馴染むこともできず、少し遠くから先生や周りの生徒たちを眩しく眺めていました。
クロッキーを何枚も描いていくのは楽しかったです。水彩画の色はちっとも上品ではなかったのでAをもらうことはありませんでしたが。
授業の様子を雑誌『Olive』が取材に来ていたときに「ぼくは何も教えていないよ、ね!」と節先生が急にこちらを振り向いて言うのにびっくりして「え?いえ!はい、えーっと」と慌ててしどろもどろになったことを覚えています。
2017年の閉校の前に学校を見学しました。よく晴れた気持ちのよい日でしたがテラスには誰もいませんでした。数枚写真を撮ってから坂道を降りて帰りました。
網中さん
お元気そうですね。 九州地方は大雨らしいが、大丈夫ですか。
セツ先生の定番文句「ぼくは何にも教えてないよ」なんのなんの実は自信満々に、重いことも面白く可笑しく、たくさん語ったセツ教でした。、、、うっかりすると網の中? でした。
網中さん、閉校のお別れに行ってきたんですね。
窓越しに見えるテラスは、上品で華麗で、お洒落な明るい風景画なのに、それでも何故か淋しい思いも伝わりました。ホシ
星先生
コメントありがとうございます。
九州はまだまだ降っています。土砂災害など心配です。
コラムの依頼をいただいて、久しぶりに懐かしく当時のことを思い出しました。
セツに通って学んだことは多く(セツ先生のキラキラした網の中で?)、大切な時間でした。
星先生にもほんとうにお世話になりました。
ありがとうございました。
コメント失礼します…!
>授業の様子を雑誌『Olive』が取材に来ていたとき
高校生だった私はその記事を読んで、いつかセツにいってみたいなぁと憧れるようになりました
そこに網中さんがいらっしゃったとは、、
当時の記事をとっておくんだった