子供の頃の私へ…「木が好き」と考えたことはありますか?

大人になった私は木が大好き。

木が好きだなと感じるようになったのは、実家を離れ、一人暮らしを始めた頃からだ。
子供の頃の私は、暑い日も寒い日も友達と森の中を走り回って遊んでいたり、落ち葉を拾い押し葉を作ったりしていた。
常に見える所に木があり、身体いっぱいに木、緑を感じていた。
しかしながら、一人暮らしを始めてからは、無機的な物に囲まれ暮らしていた。
木に触れることはめっきり減ってしまった。
そんな中、旅先で並木道を散歩した。
木陰、木漏れ陽、葉が擦れる音に刺激を受け、それをとても心地良く感じた。
子供の頃の事が思い出された。
知らず知らずのうちに、小さな私は、この心地良さを身体全身で浴びていたのだ。

豊かな木、緑の恩恵を受けていたのだ。
もっと早く木のありがたさに気付きたかった。
小さな私に教えてあげたい。

大きな私は木を眺めることが、風でなびく葉の音に耳を傾けることが、木に触れることが、木の香りを感じることが大好き。

あなたは「木が好き」ですか?

 

エコ建築考房 加藤

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