
戦後の日本は、山にたくさんの木を植えました。
でも、輸入に頼ったり、工業製品の家づくりが進み、
日本の木材はだんだん必要とされなくなりました。
現在、家づくり等に使われる木材の約7割は外国の材料です。
今、山には木材として十分な木がたくさん育っていますが、使われないまま、
そして新しい木も植えられないままになっているところがたくさんあります。
だからこそ私たち未来工房は林業の活性化、職人さんの技術の伝承、
そういった責任のもと、家づくりをしています。
また、こういったイベントを開催し、
木を使うことの意義をみなさんに伝えたいと考えています。
木で家を作れば日常過ごすの時間が幸せになるわけではありません。
でも、木の心地よさは、確実にその土台を作ってくれる。
しかも、米や野菜を育てる栄養分も、飲み水もつくってくれています。
まちに暮らす人には遠い森。
でも、私たちの豊かな暮らしに欠かせない存在である森の営み。
その木を使うことについて、木に触れながら、ぜひ考えてみませんか?
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さがの木になるフェス
[主催]佐賀県、公益財団法人 さが緑の基金
[晴天時]上棟体験 無料
山からやってきた丸太は、製材されて家づくりに使う梁や柱になります。
ヘルメットをかぶって、かけやをもって、大工さんの暗号も読んで、大工さんになってみよう!
[雨天時]国産材でMy箸づくり 300円
かんなをつかって削って削って、My箸をつくります。
削ったかんなくずは下駄箱の中やお風呂にいれてにおいを楽しみましょう。



場 所
SAGA ART PATH(県立博物館・美術館南)
佐賀県佐賀市城内1-15
日 時
2025年11月22日(土)
10:00〜16:30
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