news letter 「住まいと健康」を考える 東賢一

WHOの新たな空気質ガイドライン

世界保健機関(WHO)が新たな空気質ガイドラインを公表しましたので、ご紹介いたします。2021年9月22日に公表されました。これまでガイドラインが設定されていた物質の数値を変更した内容となっています。

近年、各物質の有害性に関する新たな科学的知見が集積されたため、今回の改正に至っています。空気質ガイドラインは、大気と室内の両方に適用されます。極めて重要な内容ですので、次回のトピック以降、各物質について概説したいと思っております。

・PM2.5
24時間平均値15μg/m3
年平均値5μg/m3

・PM10
24時間平均値45μg/m3
年平均値15μg/m3

・オゾン
8時間平均値:100μg/m3
ピークシーズン:60μg/m3

・二酸化窒素
24時間平均値25μg/m3
年平均値10μg/m3

・二酸化硫黄
24時間平均値:40μg/m3

・一酸化炭素
24時間平均値:4mg/m3

報道発表
https://www.who.int/news/item/22-09-2021-new-who-global-air-quality-guidelines-aim-to-save-millions-of-lives-from-air-pollution

空気質ガイドラインのサイト
https://apps.who.int/iris/handle/10665/345334

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