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コーヒーはブルーマウンテン

荒木淳一(絵を描いています)
1970年~1974年在籍

ロビーで仲間とたむろしていたら、セツ先生に僕ともう1人が呼ばれて「台所の洗い物を手伝ってくれ」と頼まれ3階の部屋に行き食器を洗うことになり、流し台で2人が洗っているとセツ先生がそこに来て食器をポンポンと風呂場のバスタブに入れてシャワーのお湯でジャブジャブと食器を洗い流すのにびっくりした。何事にもユニークな考えを持っている先生とは分かっていたがそれ以上でした。

お礼に「ご馳走するから近所に行って饅頭を買って来て」と頼まれご馳走になった。その時のお茶の入れ方が豪快で、上等なお茶葉を急須にたっぷり入れたお茶を出してくれた。もう一杯飲もうとお湯を注ぎかけたら「1回づつお茶葉は捨てちゃうんだ」と言って又たっぷりのお茶っ葉を入れて頂いた。常識にとらわれないユニークな先生、その日は二度びっくりの日だった。

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  1. サクラチエ より:

    荒木さん
    こんにちは。
    先日、表参道アトリエの星先生の個展でお会いしましたサクラです。
    星先生との会話に花が咲き、明るくおしゃべりされる荒木さんの姿とはまた違った色合いのシックでお洒落なセツ先生の絵に見入ってしまいます。

    • 荒木淳一 より:

      サクラ様コメントありがとうございます。
      明るいと言うよりもテンション高めと言われています、その代わり絵は静かめです、それでバランスとっています。これからもよろしくお願います。

  2. 星信郎 より:

    荒木君  久しぶりに上手い絵を観せてもらいました。セツ先生のビックリ生活、笑ってしまいました。セツ先生は納豆に胡麻油と牛乳を混ぜて食べてだことがありましたよ。 僕はヨーグルトに小倉アンコウを混ぜてますが、これは美味しい。

    もう40年以上も前のこと、セツの写生旅行でコルシカ島から船でイタリアのピサに渡りましたね。波止場からバスでホテルに向かったのだが、ホテルの位置が分かんなくてバスはしばらく立ち往生、そのときイタリアの若い女性4、5人とバスの窓ごしに不思議そうなニラメッコ、互いに交わす言葉もできない。そのとき荒木君が機転の一言、「ソフィアローレン!」であった。するとイタリア女性は大喜び、馴れ馴れしくバスの中まで乗り込んで来た。 いつも皆んなを楽しくさせる荒木君でした、今更ながらありがとう!

    • 匿名 より:

      星先生
      僕も薄っすら覚えてはいますが、先生のように細かく記憶されているのははすごいですね、その当時の映像がよみがえるくらい素晴らしいです。それと先生に絵を褒められるといまだにセツ時代の学生に戻ったようにうれしい。

  3. 荒木淳一 より:

    星先生
    僕も薄っすら覚えてはいますが、先生のように細かく記憶されてるねはすごいですね、その当時の映像がよみがえるくらい素晴らしいです。それと先生に絵を褒められるといまだにセツ時代の学生に戻ったようにうれしい。

  4. 平岡淳子 より:

    荒木さん、先日のデッサン展での荒木さんと星先生とのお写真、峰岸さんにおみせしました。
    先輩と後輩が、いまでもこのように繋がっていて、すてきですね。
    荒木さんのご本ができあがりましたら、また教えてくださいね。

    • 荒木淳一 より:

      コメント頂いていたのに気が付かずメールの返信遅くなりました。その節は写真を撮って頂きお世話になりました。
      それから峰岸先輩に会う機会があったらよろしくお伝え下さい。
      コメントありがとうございます。

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