チルチンびと 別冊52号
「いい家をつくる工務店と出会う」
家づくりを考えたとき、誰もが思うこと。
それは「いい家をつくりたい」ということではないでしょうか。
では、どうしたらいい家をつくることができるのでしょうか？
その答えは、家づくりのパートナー選びにあります。
『チルチンびと「地域主義工務店」の会』は
「地域に根ざす木の家づくり」を行う工務店の集まりです。
国産材と環境負荷の少ない素材を使った家を、
ていねいにつくり、住まい手の皆さんに届けます。
そして、各工務店は、いい家づくりのために、
伝統を大切にしつつ、
常に新たなことにも挑戦をし続けています。
今回は、進化し続ける「工務店の会」の活動から、
「いい家をつくる工務店」に必要な
六つの条件にスポットをあてて考えます。
未来工房
中庭のある住まいでのびのびと暮らす
玄関を入ると、大きな窓越しにウッドデッキと紅葉が見える。デッキ張りの中庭を中心にコの字型に部屋を配することで、家の内も外も周囲の視線を気にせず、のびのびと過ごせる住まいとなった。
トヤオ工務店
心地よい風と景色を楽しんで暮らす家
自然豊かな故郷に戻り、家を建てた位田さん夫妻。無垢の木のぬくもりにあふれたこだわりの住まいで、自然を身近に感じるのびやかな家族の暮らしが始まった。
平尾工務店
太鼓梁が見守るあたたかな家族の時間
「家を建てるなら、和の趣を感じられる住まいに」と願ったTさん。地域の寺社建築も手がける老舗工務店とともに、のびやかな架構が特徴的な住まいをつくりあげた。
エコ建築考房
おおらかな空間で紡がれる健やかな家族の暮らし
大屋根の下に広がる、ゆったりとした大空間。山や川など自然の中で過ごすのが好きだというSさん夫妻は自然素材をふんだんに使い、健やかな住まいを実現した。
グッドリビング どんぐりの家
薪ストーブがある平屋で人生の新たな章が始まる
子どもが巣立ち、終の棲処づくりを考えた南さん一家。自然素材とパッシブデザインにこだわる地元工務店とともに、憧れの薪ストーブを入れたバリアフリーの住まいを完成させた。
大丸建設
里山の風景とともに生きる住まい
自然豊かな地で、自然素材の家に住みたかったという一家。家と暮らしを楽しむ工夫が散りばめられた住まいを、大丸建設とともにつくりあげた。
