マルカン・マルシェお隣の自由が丘のような華やかさはないかもしれませんが、東急東横線の都立大学駅周辺はとても元気がある街だと感じます。例えば、地元を楽しい遊び場のようにしたいと、若手店主や地元在住のクリエーターたちが「とりつば」というチームを結成し、各店とのコラボイベントを企画するなど、独自の横つながりを大切に育んでいる街なのです。そんな地元力の強い街・都立大学で、一風変わった三角形のお店が、今回ご紹介するイチ「マルカン・マルシェ」の舞台です。今年9月に4周年を迎える「marucan(マルカン)」 は、野菜とお酒のおいしいワインバルです。「元気な野菜の立ちよりキッチン!」というキャッチフレーズの通り、食事だけに訪れるお客さまもいるそうで、小さな店内には笑いが絶えず、地元店主たちの集いの場にもなっています。

マルカン・マルシェ普段は夜のみの営業のため、もっと地元の方々とのオープンな交流の場が提供できないかと考えて、週末の昼間にマルシェを企画するようになったそうです。今までは不定期開催でしたが、今年6月から毎月第4土曜日の定期開催になったと聞き、久しぶりに訪ねてみました。「マルカン・マルシェ」の日には、三角形の外観を囲むように出店者たちが商品を並べます。この日は、キャンドルと食器、季節の鉢植え、手づくり石けん、乳製品不使用のヴィーガンマフィン、自家製の無添加薫製、その場で似顔絵を描いてくれるイラストレーターなどが参加。そのにぎやかな空気感に誘われるように、犬の散歩途中や、偶然、駅前を通りかかった人もふらっと寄っていくそうです。隣で買ったマフィンを頬張りながら、3人きょうだいが似顔絵を描いてもらっていたり、「あとで取りに来るから!」と取り置きをして、お財布を取りに帰るなんて光景も。また、マルカンの常連さんがお友だちや家族を連れて訪れるなど、終始にぎやかです。

マルカン・マルシェ一方、店内ではゆったり昼ワインとともに土曜日のブランチを味わえるなど、落ち着いた時間も楽しめます。毎月テーマを設けて、マルシェ限定で味わえるメニューなどを考えていくそうです。今回の野菜たっぷりのお弁当とワンコインで味わえる国産ワインとのコラボ企画も魅力的!「次回は何かな~」と今から楽しみになってしまいました。小さいけれど元気なマルシェには、スタッフの気さくな雰囲気と、昔ながらの商店街のような気軽さで、またふらりと寄りたくなるような心地良い時間が流れていました。


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  • 柴山ミカ

    プランナー、編集ライターとして広告や出版の現場で活動する傍ら、取材を通して出会った朝市に魅了され、あらゆるイチに出没する“イチめぐりすと”に。また、おいしいもん市(西荻窪)、おいしい週末ライオン市(浅草)など、食にまつわる市を企画運営するイチ・ディレクターとしても活動中。イチと同じくらい犬とキャンプとお酒と料理好き。

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    イチinfo

    marucan marche
    (日曜市場 マルカンマルシェ)

    開催予定
    毎月第四土曜日 11:00頃~日没
    会場
    marucan(マルカン)
    東京都目黒区中根1-1-7
    アクセス
    東急東横線・都立大学駅下車。徒歩約1分。
    URL
    http://www.marucan55.com

    朝採れ野菜&BENTO

    店内に並べられた朝採れの野菜は、無農薬・無化学肥料で栽培されたもの。実は、マルカンの料理長が、自ら神奈川の畑に毎週通って育てているそうで、お店のメニューにもその野菜がふんだんに使われています。大荷物になるのも顧みず、キャベツや土付きタマネギなどを購入。早速、その日の夕食にオーブンで焼いて、塩とオリーブオイルだけでシンプルにいただきました。甘くておいしかった!そして、マルシェ開催中は店内でワインもいただけるので、ランチにはこの日限定の野菜たっぷり弁当と国産ワインをいただきました。お弁当の中は参考にしたいメニューばかり。野菜料理とワインのコラボにはこれからしばらくハマりそうです!