月イチ朝イチ辻堂の海へと続くバス通りから少し奥へ入った住宅街。赤い屋根とウッドデッキが赤い屋根とウッドデッキが目印の「truck-market(トラックマーケット)」 は、暮らしを楽しくするような生活雑貨のセレクトショップです。開業当初は、店名の通り、赤い幌をつけた軽トラックの荷台にたくさんの雑貨を積んだ「動く雑貨屋さん」として移動販売をされていました。その後、東京から茅ヶ崎への引っ越しを機に、実店舗をオープン。そして、現在の辻堂へ移転した際に「もっと気軽に集まって、わいわい楽しい時間を過ごせる場を提供できれば」と、月に一度の朝市「月イチ朝イチ」を始められました。

海席cuisine空海のオリジナル調味料参加メンバーは、主催者であるトラックマーケットのオーナーとのご縁が深い、広域湘南エリアを活動拠点にされている方々が中心です。3周年を迎えたこの日も、玄米とたっぷり野菜の無添加弁当「Vegiko(ベジコ)」、茅ヶ崎の人気レストラン「海席cuisine空海」の食料品、コミカル&グラフィカルな焼き菓子の「DIXONHOLIC(ディクソンホリック)」、鎌倉のオーダー菓子制作アトリエ「パティスリーR」、輸入毛糸のオンラインショップ「chickadee(チカディー)」とバラエティー豊か! もちろん、店内にはトラックマーケット厳選の生活雑貨も並びます。地元農家から旬の野菜がやって来たり、個性的なパン屋や酒屋など、季節やその都度で楽しいメンバーが加わることもあるそうです。時には、「月イチ朝イチ」チームとして、他の大きな市にも遠征出店をするほど「イチが大好き!」という、メンバーのチームワークがピカイチな朝市です。

vigiko「毎月最終日曜日のランチはこれと決めてます」と、ベジコ弁当をあらかじめ予約されている人や、「前に買ったのがもう残り少ないのよね」と、海席cuisine空海のオリジナル調味料を目当てに来られる人など、常連さんの楽しみ方もいろいろです。また、地元の友人に連れられて初訪問という人が「朝市、楽しい!」と嬉しそうに話をされている姿も印象的でした。「毎回、何か趣向を凝らすというよりは、なじみのあるメンバーと、特に変わらずにやっていくことかなと思っています」とおっしゃる通り、奇をてらわず、いつものようにやっている安心感が、地元はもちろん、広く湘南エリアからもファンを集めているようです。

トラックマーケットトラックマーケットさんは、昨年の開業10周年を機に幌付きトラックでの移動販売も再開、他のイチへも積極的に参加しています。その経験値も生かされて、「月イチ朝イチ」は、催す側、参加する側、そして訪れる側と、みんなが心地よく過ごせる工夫が自然に施されているなあと感じます。「楽しみ方は人それぞれ。なので、お迎えする側も自然体で」がモットーという朝市は、参加メンバーや来場者同士がおしゃべりを楽しんだり、買い物が終わってもつい長居をしたくなる、朝から元気を充電できるような魅力がいっぱいでした。

「月イチ朝イチ」で購入した品々を手に、徒歩数分の相模湾を臨む辻堂海浜公園でプチピクニックがおすすめ!ただし、おいしいものは空中からトンビが狙ってるかもしれないので、くれぐれも気をつけてくださいね。


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イチinfo

月イチ朝イチ

開催予定
毎月最終日曜日
10:00から13:00まで
*2013年9月末で月イチ形態は終了。今後は不定期開催予定。今後の朝市開催についてはHP、blog参照
会場
トラックマーケット
神奈川県藤沢市辻堂東海岸3-3-10
アクセス
JR東海道線・辻堂駅下車。江ノ電バス(南口バスターミナル1番乗り場。湘洋中経由・鵠沼車庫前行き)で約10分、辻堂東海岸バス停下車。
URL
http://asaichi.truck-market.org

ベジコ弁当

湘南エリアでケータリングやランチ販売を行う「Vegiko(ベジコ)」さんは、開催当初からのレギュラーメンバー。オレンジが印象的なキッチンカーは「月イチ朝イチ」のシンボル的存在です。旬、地元産、1食で10種類以上の野菜、化学調味料不使用などをテーマにした無添加ランチが人気。この日いただいたのは、旬のタケノコをたっぷり使ったグリーンカレー(750円)。本格ハーブとスパイス、伝統的な調味料でペーストから手づくりとか。都内ではなかなか味わえないので楽しみにしていました。この日は、ベジコさんおすすめの、やさいだ農園さんのこだわり放し飼いたまごと切り干し大根も購入。翌朝、たまごかけごはんを堪能し、さらに切り干し大根入りの出汁巻き卵も作って大満足、ごちそうさまでした!