20193

珠洲焼作家 篠原 敬さんの花器(2名様)

珠洲焼(すずやき)は、須恵器(すえき)の流れを汲み、12世紀後半頃から15世紀末頃に、石川県能登半島の先端、珠洲市付近で生産された、日本の陶器のひとつです。室町時代後半に忽然と姿を消したという珠洲焼はその永い眠りから覚め、今から40年前に復興し、現在は石川県伝統的工芸品の指定を受けています。

石川県珠洲市生まれ、珠洲焼作家の篠原 敬さんは、1995年に游戯(ゆげ)窯を築窯。アトリエ名の游戯(ゆげ)窯は仏教の言葉で、遊び戯れるという意味。人生に悩んでいる時に珠洲焼に出会い、この世界に入る事に。

強還元焼成によって土の中の鉄分が黒く発色する焼き色が特徴の珠洲焼。素朴で力強く、フォルムが全てと言っても過言ではありません。「やっぱり花器が好きですね」と篠原さん。完璧すぎない、花を呼び込むような隙をつくるように制作しているそうです。

珠洲焼のような焼き締めの器は花が長持ちします。

今回は現代に蘇った篠原さん作 珠洲焼の花器を各1名、計2名の方にプレゼントします。

 

サイズ
左:W7×H10cm
右:W11×H10cm

珠洲焼 游戯窯

〒927-1203
石川県珠洲市正院町平床
TEL&FAX:0768-82-3960
HP: http://f-asobi.com/

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