20198

play on words「注染手ぬぐい」(5名さま)

猛暑のおり、今月のプレゼントは、手ぬぐい。手ぬぐい作家・原田史子さんのお話をおききください。(原田さんは、この「広場」の「今日もアンティーク日和」にも、登場。こちらからそのお仕事ぶり、ごらんいただけます)

絵巻物を広げるように展開するプレイオンワーズのデザイン世界は、2009年に一枚の手ぬぐいから始まりました。
手描きの線を図案に起こしたら、そこから先は型彫りと染めの職人さんのお仕事。その技術なくしては叶わないもの作りを続けています。

「play on words(ことばあそび)」をもりこんだ、粋で洒落たデザインをお楽しみください。

 

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さて、以下手ぬぐいについてですが………。

【材質:綿100%】
注染手ぬぐいに一般的に使われる「ソウリ」という生地です。使い込むほどに柔らかくなり、乾きがとても良いのが特長です。

【染め方:注染】
江戸時代から庶民に愛され、大正期には浴衣地の主流となった「注染(ちゅうせん)」。その名の通り、糊置きした白生地に、高温に熱した染料を職人さんが絵を描くように注いで染める技法です。大量生産のプリントと違って表裏がないのも特長で、手染めならではのゆらぎも大きな魅力。、全て東京江戸川区の伊勢保染工所の職人さんによって染められています。

【それぞれの柄について】
play on wordsの手ぬぐいには、それぞれの柄に小さなお話をつけています。

「花さか富士山」
枯れ木に花を咲かせましょう!岩肌続きの富士の山に パッと咲くのは白椿。それなら我も、と頂きを花にあわせた雪化粧。

「エンゼルコケシ」
天から垂れるきらめきの光。星屑の糸につらなるオーナメントは、祝祭のムードに満ちています。彩りを添えるのは、ひっそりと羽根を広げたこけしたち。

「海のサーカス団」
タコの団長率いるサーカス団は、今日も準備に余念がありません。公演の目玉は、なんと言っても川の曲芸団から招待されたカエル嬢の綱渡り。タツノオトシゴのラッパが鳴ったら、いよいよ舞台の幕開けです…

「リース」I’m here for youカード付き
ツボミのような雫の下で身を寄せあって語らう小鳥たち。肩を落とした仲間に”I’m here for you!”と励ますさえずりが、花冠の奏でる歌のように聞こえてきませんか?
「おめでたい時に贈るもの」「お祝いに添えて贈るもの」それと同じくらい心を込めたい、「元気を出して」を伝える為の手ぬぐいが出来ました。

「チャサンポーてぬぐい」
ニシオギの初夏にピッタリな、ソーダのようなドット柄。東京・西荻窪の街で六月第一土&日曜日に開催される恒例イベント、“西荻茶散歩”。ヤカンマークを目印に掲げたそれぞれのお店では美味しいお茶をふるまいます。


 

今回はplay on wordsの注染手ぬぐい「花さか富士山」「エンゼルコケシ」「海のサーカス団」「リース」「チャサンポーてぬぐい」をそれぞれ1名、計5名の方にプレゼントいたします。

play on words

Designer — 原田史子(はらだふみこ)
1979年 東京・西荻窪生まれ。
英国グラスゴー芸術大学・テキスタイルデザイン科卒業後、
モダン着物の企画やデザインに携わる。
2011年9月より西荻窪にてギャラリーカドッコの運営をスタート。プレイオンワーズでのデザイン活動の傍ら、ギャラリー展示の企画・運営も手がけている。
HP: https://playonwords.jimdo.com/
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