20175
木染 和miは、群馬の山々に囲まれた、山の植物たちで草木染をしている作家、金岡さんのアトリエです。
「山に暮らし、庭で採れた植物や、近所の農家から分けてもらった植物の枝など、お山の植物たちに命の色をいただくようになりました」と語る金岡和佳子さん。
アトリエには、何度も手間をかけて染めたストールや、トップスにスカート、腹巻、ソックス、そしてユーカリやブルーベリー、りんごの枝などの植物たちが並んでいます。
草木染は、植物の種類、季節や媒染材により、その時々で染まる色が違い、「花を咲かせる前の植物は、枝の中にその力を蓄えているので、ピンクに染まるんですよ。不思議でしょう」と楽しそうに教えていただきました。
山の植物で染める染色方法に魅かれたという同県の工務店「㈱オオガネホーム」は、建主様と一緒にヒノキ丸太の伐採をし、その大黒柱の皮を用いて、こちらで染めてもらったストールを、建主様にプレゼントして、喜んでいただいているそうです。
今回は、「てまり花」と「ひのき」で染めたコットンのストール3色をそれぞれ1名の方にプレゼントいたします。ふんわりと軽やかなこのストールは、日差しの強い日や、少し肌寒い日、冷房対策など、さっと羽織るのにとても便利です。
※写真の色は実物の色と異なって見える場合があります。