空を飛び終えたパラグライダーの翼を登山やキャンプ、生活道具へとアップサイクルするparabum（パラバム）。学生時代はワンダーフォーゲル部に所属して山に親しみ、アウトドアメーカー勤務を経て独立後「楠公さんの手作り市」　を運営する、安國真理子さんが立ち上げたブランドです。もともと民芸や工芸が好きでこぎん刺しやアイヌ紋様、金継ぎなど「繕って長く使う」文化に惹かれ、「楠公さん」で出会う作家たちの素材を大事に物作りする姿に心を動かされていたそう。ある時、友人に誘われて訪ねた丹波のパラグライダースクールで、使われなくなった機体の翼を見て閃いたのが、軽くて丈夫でカラフルな生地をアウトドアで使えるものに蘇らせること。自分用に仕立てたサコッシュやポーチが評判を呼んで「楠公さん」でも販売することになり、今ではイベントやPOP UPなど全国での販売へと広がっています。

“parabum”の由来は、京都で長く愛されたスキーショップ「skibum」。雪を追いかける人々が集まった店の名から “bum” を受け継ぎ、上昇気流を求めて空を飛ぶパラグライダーのパイロットたちの姿を重ね、自由や遊び心を大切にしたいと名付けました。手元にある生地を活かした一期一会のものづくりを大切にしながら、手にした人が身近な道具の寿命を延ばす工夫をしたり、自由に作る楽しさを感じたりしてほしい。そんな願いが作品の一つひとつに込められています。

今回は、コスメや貴重品など小さな必需品を整理しやすいツールバッグＳ、銭湯やジムに行く時にぴったりのツールバッグＭ、散歩や旅行に便利なサコッシュを各1名さま3名の方にプレゼントします。唯一無二な色の組み合わせが可愛いバッグで、アウトドア＆リサイクルライフを軽やかに楽しんでください。

 
素材：パラグライダーのキャノピー、パラコード （防風処理を施したポリエステル、ナイロン等の化学繊維）
 
〈使用上の注意〉
汚れたら中性洗剤で手洗いし、風通しの良い場所でよく乾かしてください。
先端の鋭利なものは直接入れないでください。生地の破れにつながります。
火に近づけすぎると、生地が溶けるおそれがあるのでご注意ください。火の粉が付着すると穴があきます。
パラコードの先端がほつれてきた場合は、軽くライターであぶると繊維が固まります。
 
〈製品特性〉＊必ずご確認ください
飛行していたパラグライダーを再利用して作っているため、生地には部分的に汚れや擦れ・傷・褪色などがある場合があります。
使用しているパラグライダーは飛行時間や製造年・メーカーが異なるため、色味や風合い、撥水性には個体差があります。
ある程度は撥水しますが、完全防水ではありません。濡れた場合はなるべく早めに水分を拭き取り、風通しの良い場所でよく乾燥させてください。