201712

ヨシダアイロン「重なる丸椅子・重なる丸椅子」(2名様)

三重県いなべ市。廃校になった旧阿下喜小学校を美術館にした桐林館阿下喜美術室で、9/13から10/29まで開催された「ちょっと座りたくなる椅子展」。桐林館阿下喜美術室では、一杯ずつネルドリップで淹れる極深煎り珈琲や、季節で変わるスイーツを、ゆったりとしたカウンターで美術品を鑑賞しながらいただけます。「桑名のアトリエで鉄を叩く吉田さんの姿は圧巻ですよ」と「ヨシダアイロン」を紹介してくださったのは、店主の帖佐 真之介さん。

今年の春から「ヨシダアイロン」の活動を開始された吉田 茂宏さんは元鍛冶工。職業訓練校時代に、見せる(魅せる?)アイアンの世界というものに触れ、強い興味を持ち、絵になるアイアン製品を製作しています。

「通常、鉄骨というのは最終的に外壁材や内装材で隠れてしまう物という意識であったんですが、デザインや仕上げ方で充分魅せる物にできるという考え方を知った時に、ビビっときました」と語って下さいました。

製作の際は、必ず試作品を製作し、実際に使用し、機能面やデザイン面の不具合を洗い出して、再度試作品を製作するという過程を4、5回繰り返してから、製品化させるそうです。

実用的でありながら、使っている時も、そうでない時も、存在感が美しく、鉄という素材に不思議な温かみを感じる作品です。

今月は同じ椅子がスタッキング可能な納まりの美「重なる丸椅子」、ゆったりと座れる心地の良い椅子「座面の広い椅子」をそれぞれ1名さま計2名の方ににプレゼントします。

 

「重なる丸椅子」
サイズ:座面 約25cm 高さ 約43cm
座面木材:ケヤキ

「座面の広い椅子」
サイズ:座面 約21cm×46cm 高さ 約42cm
座面木材:杉

ヨシダアイロン

1979年生まれ桑名市在住
2017年春より活動開始
 
少ない空間で強度が出せる「鉄」を主に扱い、使う人の用途に合わせた機能性と、収納した時でも絵になるアイアン製品の製造・販売(家具、什器、雑貨小物、装飾品、オーダーメイド等)を行っている。
 
[問合せ]yoshidairon26@gmail.com

今月のプレセント