綴織（つづれおり）の発祥地、京都御室に先祖を持ち、室町時代から綴織を家業としてきた清原織物さん。明治６年の創業から滋賀守山の工房で、結納の袱紗や帯、祭礼用の幕地や舞台緞帳など、ハレの席にふさわしい最高峰の美術織物を幅広く制作されています。高い評価と信頼は、この道50年を超える熟練職人さんたちの手仕事によるもの。

11代目の清原聖司さんは綴織をもっと気軽に手に取って、日常的に使ってもらうことで100年先までつなげていきたいという思いで、7年前に工房内にショップを構えました。祝いの織物「寿布（すふ）」からとったsufutoを始め、日々の祝い事や贈り物にふさわしい新しい商品を生み出し、紹介しています。

環境負荷をかけないようにと端切れをほとんど出さずにつくられたシンプルで無駄のないデザインに、小さなタッセルがエレガントなフラットポーチ。開閉部の生地の内側にマグネットを内蔵しているので留め具やファスナーがなく、すっきりとカバンに収まって開け閉めも簡単です。

今回は清原織物の無地の綴織の美しさを生かし、浮かび上がる繊細なストライプが特徴のフラットポーチ（ペールイエロー・アッシュグレー・ペールグリーン）を各色1名、計3名の方にプレゼントいたします。和装にも洋装にもぴったりの美しい綴織のポーチをカバンに忍ばせて、清々しい気分でお出かけください。

素材：レーヨン
サイズ：縦120×横205ｍｍ