202212

古食庵・葛原さんの佐渡人形(3名さま)

全国の作り手を訪ね歩き、集めてきたよりすぐりの手仕事がところ狭しと並ぶ京都五条「MOTTAINAIクラフトあまた」さん。店の一角に置かれた、なんとも愛らしい表情の土人形の一群に目を惹かれました。ご店主の若本さんによれば、制作されたのは新潟県佐渡島の羽茂地区にある「大滝楽舎内」の古食庵こと、葛原さん。現在島で郷土玩具を作られているのはこの方お一人。廃校になった小学校を利用した大滝楽舎で半農半陶しながら、伝統芸能や地元に根付く手仕事を紹介されるなど、佐渡の伝わる豊かな生活文化を守る活動を幅広く行われ、「佐渡の仙人」と呼ばれる有名人だそうです。全国の能楽堂の7割があり、古くより島独自の日本芸能が育まれてきたという小さな島を、いつか訪ねてみたくなりました。

今回はこちらの古食庵・葛原さんの土人形、来年の干支の兎と招き猫をセットにして、3名の方にプレゼントいたします。ひとつひとつ異なる表情も楽しく味わい深く、毎年この季節に届く干支を心待ちにしているファンも多いというのも肯けます。振るとカラコロと音が鳴る土鈴になっています。どんな顔が届くかはお楽しみ。新しい年を楽しく幸せな気持ちでお迎えいただけますように。

 

 

サイズ
兎 幅約8cm×高さ約5cm
招き猫 幅約4cm×高さ約5cm

MOTTAINAIクラフトあまた

京都府京都市東山区大和大路通五条下る石垣町東側65

展示予定
〜12月23日まで
「なか工房 中村文夫・周平耐熱陶器展 2022 〜五感で愉しむ鍋料理〜」
※詳しくはこちらをご覧ください。

HP: https://amatacraft.exblog.jp/
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