大阪府の一園一室木のぬくもり推進モデル事業
大阪府では今年度、内装の木質化を促進することにより、ストレス緩和や室内の快適性を高めるなど、子どもの育成環境の向上を図るとともに、子どものうちから木材に接することで、その良さを体感し、森林の大切さや木材に対する理解を深めることを目的として、一園一室木のぬくもり推進モデル事業を始めました。事業の対象は、大阪府内の民間の保育所です。本事業の実施期間は平成26年2月末までです。
この事業では、大阪府から保育所内の木質化工事(床や壁など)に対して補助金が一定額支出されます。応募のあった保育所の中から審査で承認された保育所に対して補助金が支給されます。
本事業では、木質化による効果について、室内環境(温湿度、化学物質濃度)の実測、職員や保護者へのアンケートが実施されます。これらの調査によって、木質化による効果について、科学的な評価が行われる予定です。
平成25年9月24日に、本事業のキックオフイベントが開催されました。私は、「木材と健康」という題目で講演を行ってまいりました。
本事業の詳細については、ホームページをご覧下さい。