news letter 「住まいと健康」を考える 東賢一

平成26年度生活衛生関連の厚生労働科学研究報告

平成26年度生活衛生関係技術担当者研修会(平成27年2月6日)

1)建築物衛生の動向と課題
2)シックハウス症候群の診断基準の検証に関する研究
3)トコジラミとその効果的な防除法
4)ヒトスジシマカの駆除事例
5)レジオネラ症の最近の話題と動向
6)感染源調査に係る遺伝子型別の最新情報
7)浴用施設におけるシャワー水のレジオネラ属菌分離状況
8)標準的検査法(培養法)と外部精度管理に向けた検討
9)各種泉質の温泉におけるモノクロラミン消毒の効果と施設への導入事例
10)温泉入浴施設におけるモノクロラミン消毒設備導入事例
11)入浴施設におけるレジオネラ症集団発生事例

以前より、レジオネラ症の問題は取り上げられてきましたが、依然として約10年前よりレジオネラ症の報告件数が増大しており、レジオネラ関連の検査や対策に関する報告が複数ありました。

また、昨年東京都内で発生したデング熱の感染例を受けて、デング熱の媒介蚊であるヒトスジマカの駆除に関する報告がありました。

シックハウス症候群の診断基準に関する研究報告があり、まだ継続中の課題ですが、今後確立していかなくてはならない重要な課題です。

ご関心のある方は、この研修会で報告されたpdfファイルを上記のサイトでダウンロードできますので、ご参照ください。

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