news letter 「住まいと健康」を考える 東賢一

米国環境保護庁による学校の建物改修時の室内空気質ガイドライン

このガイドラインは、学校で建物を改修する際に、健康で安全な室内空気質の確保とエネルギー効率の向上を両立させるためのガイドラインとなっています。

建物の改修や建設時には、粉じん、新たな汚染物質やその侵入経路、湿気、不十分な換気などの問題が発生しやすくなります。このガイドラインは、学校の建物の改修や建設時に、可能な限り有害な状態を防止し、エネルギー効率との両立をはかるためのチェックポイントを提供しています。具体的には、以下の項目に関するチェックリストを提供しています。

1) 湿気とかび
2) 有害材料(石綿、鉛、ポリ塩化ビフェニル)
3) 屋外の汚染物質と発生源(ラドン、自動車排気ガス、殺虫剤など)
4) 室内汚染物質と発生源(建材からの放散物質、燃焼生成物、オゾン、たばこ煙など)
5) 空調システム

以下のサイトからガイドラインを入手できます。

Energy Savings Plus Health: Indoor Air Quality Guidelines for School Building Upgrades
http://www.epa.gov/iaq/schools/energy_savings_plus_health.html

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