文月 2021 切り取られた花は 場所を移し 形を変え あらたに水を得て 限られた時間精いっぱい咲き続けます。 毛利さんの手がボールを呼び か細い線香の先から すーっと煙の立ち昇が如く 太藺を落とすように挿します 危うさもいけばなならではかと ハラハラしながらいけてみました 花材:太藺(ふとい)、甘茶 器:毛利武士郎《手》、テニスボール