• 古田航也「生きているものたちの声」

     

    自在置物を作っています。最初に作ったのは蛙です。
    蛙が特に好きというわけではありませんでしたが、
    形になり手足の動きを得た蛙は、オブジェの域を越え語りかけてくるような存在へと変わりました。
    以来、魅かれる造形を持つ生き物を手掛けています。
    自在置物になった彼らから、生きているものたちの声が聞こえてくるように。

     

    古田航也/Koya Furuta

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      1990年、金沢市生まれ。
      2014年 金沢美術工芸大学工芸科大学院卒業。
      個展「LIFE古田航也自在置物展」を2015年・金沢21世紀美術館、砺波市美術館、2016年・ふなばしアンデルセン公園こども美術館などで開催。
      受賞歴に金沢市工芸展(商工会議所会頭賞、工芸協会会長賞、世界工芸都市宣言記念賞など)がある。