大暑・土潤溽暑
スクリーンには障子をご提案することが多いです。
障子は朝の光をやわらかくして室内に拡散させたり、障子に映る木々の影を楽しんだりすることができます。
一般的には障子のデザインはどれも似たように見えますが、本来は自由にデザインすることができます。一本一本、職人が手作りするものなので、その家に合ったオリジナルの障子を考えることができます。
たとえば庭を眺めながらプライバシーを確保できる「雪見障子」にしたり、夏の間は見た目にも涼しい「簾戸(すど)」と取り替えて季節を楽しむこともできます。
また障子紙を張り替えたときの清々しさは、他のスクリーンでは味わえません。日に焼けた紙が真っ白くなり、ピンと張られた姿は美しく、気持ちも良く、素晴らしいものです。
北熊本の家(熊本市)
施工:エコワークス
設計:木下治仁建築設計事務所
撮影:畑拓