美しいプロポーション

再び、コロナ禍の蔓延防止でステイホーム中。
これ程長期に亘って収束成らずとは想定外。

自宅から歩ける距離にある真言宗智山派の宝幢寺。
アプローチに欅の大木を背景にした魅力的な山門がある。

柱、梁の下部架構に対して驚く程大きな屋根が架かっている。
力強い細部にも造り手の技が逞しく発揮されていて感動もの。
大胆で緊張感がある。やはり、建造物はプロポーションが大切。

自ずと永年の風雨や地震に耐えて、力強く存在し続ける。
概して現代の物造りの多くは、薄く表面的になっているかも。
建築は安全が第一ですが、加えて人々が感動する魅力が必須。
自らの引退を近くして、まだまだ修業が足りませんね。

宝幢寺

宝幢寺

宝幢寺