「白鷹幸伯~鐵に千年の命を吹き込んだ鍛冶師~」展

愛媛県生涯学習センター

「白鷹幸伯~鐵に千年の命を吹き込んだ鍛冶師~」展

「白鷹幸伯~鐵に千年の命を吹き込んだ鍛冶師~」展

愛媛県松山市堀江町生まれの鍛冶職人白鷹幸伯(しらたかゆきのり)1935年(昭和10年)~2017年(平成29年)は、槍鉋や手斧、和釘など、日本の伝統的な大工道具を専門に手がけた鍛冶師。宮大工の西岡常一との出会いがきっかけで、薬師寺西塔再建の際の和釘作りを引き受けた。

鉄鋼メーカーの協力で純度の高い古代の鉄を再現、ふいごを駆使して手作業で七千本の釘を作り上げた。「千年耐える物を作る」を信条に薬師寺講堂復元に向けて仕事に打ち込む白鷹幸伯さんの作品に触れることができた。