ひとが集まる光

先週から始まったNHKのドラマ「ハルカの光」(毎週月曜19:25~Eテレ)。
2話見ましたが、いいですね。
名作照明を集めた小さなショップが舞台で、そこに灯りを求めに来る人たちと名作照明をめぐるストーリーです。

第1話はアアルトのゴールデンベル、第2話はマウラーのワン・フロム・ザ・ハート。
それぞれ、コンセプトとストーリーがあって、それが名作照明と呼ばれる所以でしょう。
ドラマの中で照明を紹介するとき、ショップの窓のカーテンを閉めて暗くして光を見てもらっているのがいいし、夜のシーンでは画面全体が暗いのがとてもここちよい。
ハルカの「ひとが集まる光」という言葉も印象的です。

ゴールデンベル

ゴールデンベル/写真はArtekのHPよりお借りしました。

均質で明るい場所をつくらず、ひとが集まる美しくやさしい光のある空間をつくっていきたいと改めて思いました。
照明だけでなく家具も家も、毎日のくらしの傍にコンセプトとストーリーがあるだけでこころ豊かになりそうです。

ドラマは残り3話。何が登場するか楽しみです。