阿弥陀町の家

兵庫県高砂市

阿弥陀町の家

年末に竣工した寺社と庫裏の複合建物です。この写真は参道に面した談話室の出入り口。軒をぎりぎりまで下げました。歩き疲れた参拝者を心地よく迎えます。

阿弥陀町の家

向い合う拝殿側の開口も引戸とし、お正月の参拝など「ハレ」の際には両方の開口部を開け放しにして、参道に面した外部スペースと一体に利用ができるように考えています。

阿弥陀町の家

日常は、参道を行き来する参拝者を見ながら、参拝後の時間をゆったりと過ごすことができるスペースとなっています。音楽を介した交流など多目的な利用を想定した談話室。天井は吸音効果を期待し、杉板に吸音スリットを設けています。