出隅の気遣い

出隅のコーナーにはいつも気を遣います。
見切りを入れず、漆喰や珪藻土などの仕上げ材を塗りまわす納まりの方が断然すっきりします。
しかし暮らしの中で、角が傷んでくる可能性が高いと思えるところでは、その場に応じてコーナーガードを計画することがあります。

出隅の気遣い

玄関ホールに取り付けたコーナーガード。
ホールからリビングと客間に分かれる角の部分で、ホールの幅が狭くなるところです。
60φの丸材を1/4切り取った見切り材を用意してもらい、真壁の柱のように取り付けています。

出隅の気遣い

階段手前の出隅には、40角の材を加工したコーナーガードを取り付けました。
荷物の搬出入などを考えてのことですが、巾木の見切りとしても利用しています。