エネルギーについて その2

啓蟄・蟄虫啓戸

「ゼロCO2を目指す!」と宣言する企業が続々と増えています。

そんな記事を読み知ったのですが、なんと私が暮らす街を走る東急世田谷線は2019年3月より既にゼロCO2で運行していたそうで、先日、利用した時にも気がつきませんでした。当たり前ですよね、もともと電気で動いているので車両のデザインが変わるわけでもありませんし。電気料金は2割ほど高いそうですが、将来の炭素税によるコスト増の対策として取り組み始めたそうです。

個人でも「ゼロCO2を目指します!」と宣言するだけで、意識的にゼロCO2に向けた暮らしを始めることができます。買物に出かける時、いつもと気分を変えて自動車(ガソリン車)ではなくバスや電車に乗ってみたり、100%再エネルギー使用を達成しているApple製品を使ってみたり(私、Apple信者なのです、笑)。私の自宅の電気契約は、自然エネルギー100%を達成している新電力事業者を選んでいます。つまり、宣言して実行することは、ゼロCO2に向けて取り組んでいる企業を応援することにもつながっていきます。

自治体はもとより、地域主義工務店でも既に再生可能エネルギー100%に転換すると宣言している工務店があります。目指すは全世界で2050年までにCO2排出量をゼロにすること。そのためには、組織でも個人でも、まずは誰かに「ゼロCO2を目指します!」と宣言してみませんか?

東急世田谷線