灰屋

丹波篠山に点在する灰屋(はんや)

 

化学肥料が普及する以前、粗朶や柴をこの中で焼いて灰にし、肥料としていた。
現在ではほとんどが物置のようになっている。

間口は1間ほど、泥を積んで屋根をかけただけの原始的で素朴な小屋。
地面から生えたような建物は、朽ちてゆく様も美しい。