いちにの山荘

普段は夏にばかり行くので、冬は久しぶり。

いつも山荘につくと手際よく小井田が準備をし、火をおこす。
一度、真冬に行ったときは、水道管が凍っていてドライヤーを当てて解かしたり
なかなか部屋が暖まらず、到着してから大騒ぎしたこともある。
自分たちで行くようになってからは、もっぱら夏。
たいした準備もなく、ただ暖炉に火をおこし、わさわさと楽しめばよかった。
冬の山荘は準備が大変で、扱いにくいイメージだった。

ところが薄っすら雪が積もった冬の山荘は、夏とは違う静けさが漂い
暖炉の炎が、目と耳を楽しませてくれる。
思いがけず、またいい時間を過ごすことができた。

いちにの山荘

いちにの山荘