古民家再生の宿

古民家再生の宿

昨年、佐渡の宿根木という小さな集落を訪れました。
船大工の里と言われ、板壁の民家が密集して建てられている地域です。
その地を訪ねるために、浜からは少し離れたところにある、古民家を移築再生した宿に宿泊しました。
移築する前は農家の土間だったところは、土間のままカウンターを設えてフロントとしています。
また、中庭への通り土間としての機能も持たせていました。
茅葺屋根は鋼板葺きに変わっていますが、移築した姿を機能を変えて再生し、見事に生まれ変わった姿を見せています。

古民家再生の宿

泊まった部屋は宿坊として別棟になっているため、中庭を通り母屋まで移動して食事をいただきます。
食後はのんびりと中庭で珈琲でも、といきたいところでしたが、あいにく宿泊した夜に台風が佐渡を通過するという最悪の状況。
翌朝、折れた小枝が歩道を塞ぐように落ちていました。